「ウタマロクリーナー」と「セスキ」は、どちらも人気と実力のあるクリーナーです。
ウタマロクリーナーは中性の万能洗剤で、セスキはアルカリ性の洗剤です。
それぞれの特徴や使い方を知っておくと、掃除がもっと楽になります。
また、クエン酸を混ぜるとどうなるのでしょうか?クエン酸は酸性の洗剤なので、アルカリ性の汚れに効果的です。
しかし、ウタマロクリーナーとクエン酸と混ぜると、中和反応が起こってしまいます。やめておいた方が良いですね。
この記事では、ウタマロクリーナーとセスキ、クエン酸の違いと使い分けについて詳しく解説します。
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ウタマロクリーナーとセスキどっちがいい?
日々のお掃除において、洗剤は頼りになる味方。しかし、新商品が続々と登場し、選択肢が増え、複雑になってきましたよね。
衣類の洗濯からお風呂やフローリング、キッチンまでをもカバーする「ウタマロクリーナー」と「セスキ」です。
それぞれの特長や使い勝手を掘り下げ、あなたの家事ライフに最適な使い方を見つける手助けになればと思います。
ウタマロクリーナーとセスキを混ぜると中和反応が起こります。炭酸ガスが発生しますので注意が必要です。
ウタマロクリーナーの特徴と使い方
和装業界ではウタマロ石鹸が足袋の汚れや衿汚れが良く落ちると、ひそかにブームになっていました。
若干使いにくかった石鹸タイプがスプレー式洗剤になって登場したウタマロクリーナーです。
衿や袖口、足袋や靴下などの汚れに最強です。
スプレータイプの登場は、やっとキター!!という感じですね。
ウタマロクリーナーの特徴
ウタマロクリーナーは中性の住宅用万能洗剤です。
成分:海面活性剤5%、水軟化剤、安定剤
ウタマロクリーナーの特徴:
・さまざまな汚れに効果を発揮
・洗浄力が高い
・肌に優しい
・優しいハーブの香り
・詰め替え商品がありお得
得意なモノ:
・キッチンの油汚れ
・お風呂場の水垢
・トイレ掃除
・窓ガラス
・アルミサッシ
・水拭きできる壁紙・家具・床・プラスチック製品
ウタマロクリーナーの使い方
使い方は、汚れた場所に吹きかけタオルでふき取るだけというお手軽さです。
頑固な汚れには、ウタマロクリーナー吹きかけた後、ラップをかぶせてしばらくそっとしておきます。その後、水で洗い流すか、タオルでふき取ると汚れがつるりと取れますよ。
キッチンの油汚れには、お湯を使ってみることもおすすめします。お湯で油が溶け汚れが落ちやすくなります。
素手でも使える、家じゅうあちこち使えるお掃除を楽にしてくれる強い味方です。
ウタマロクリーナーの使えないもの
ウタマロクリーナーの使えないものもあります。
・うるし塗りの製品:洗浄成分である硫黄が漆製品を傷める
・銀食器やシルバーアクセサリー:洗浄成分である硫黄がシルバーを変色させる
・大理石などの天然石:ウタマロクリーナーの海面活性剤がシミを起こす
・皮製品:水分に弱くシミや変形を起こす
・水拭きできない家具:水分を吸収すると変形変色が起こります
・液晶ディスプレイ:水分に弱いので乾拭きか専用クリーナーが良いです
シルバーアクセサリーが変色することはよく目にしますが、歯磨き粉で磨くと綺麗になりますよ。
天然石や漆塗りの食器、革製品などシミが取れなくなってしまうことがありますので、注意が必要ですね。専用クリーナーの使用をおすすめします。
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セスキの特徴と使い方
セスキ炭酸ソーダやセスキ炭酸ナトリウムとも呼ばれています。重曹と同じアルカリ性です。
セスキの特徴
セスキ炭酸ソーダはアルカリ性洗剤です。
化学記号:NaHCO3・Na2CO3 Na3H(CO3)2
成分:ナトリウム、水素、炭素、酸素
セスキの特徴:
・水に溶けやすい
・油汚れに強い
・タンパク質を分解する
・消臭除菌効果がある
得意なモノ:
・酸の汚れに最強
・キッチンの油汚れ
・衣類の皮脂汚れ
・血液のシミ
・やに汚れや手垢のついた壁紙やドアノブ
セスキの使い方
水やぬるま湯に溶かして使う方法があります。
キッチンの油汚れやコンロの焦げ付きに効果があります。セスキ水をかけしばらく放置して、洗い流すと汚れが良く落ちます。
セスキ小さじ1に水400mlの割合で溶かして使います。スプレータイプのものもありますので、そちらも混ぜる手間なしでおすすめです。
水アカなどのアルカリ性の汚れには立ち向かえません。また、衣類についたソースや醤油などの汚れも苦手です。
セスキの使えないもの
セスキも水分が苦手な皮製品や貴金属には不向きです。ニス塗りの床や家具も炭酸ソーダが入っているため使用できません。
・アルミ製品・銅製品:アルカリ性に弱く黒ずんだり変色
・貴金属:水分に弱く黒ずんだり変色
・白木:水分に弱く黄ばんでしまう
・畳:炭酸ソーダが畳に染み色落ちする
・ワックスのかかったフローリング:炭酸ソーダが溶かしてしまう
・本革:水分に弱いので変形変色する
・メガネ:UVカットなど加工がはがれる可能性あり
皮製品やフローリングには専用のクリーナーを使用することをおすすめします。
メガネも皮脂汚れが気になりますが、食器用洗剤で洗うと綺麗になりますよ。
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ウタマロクリーナーとクエン酸を混ぜるとどうなる?
ウタマロクリーナーとクエン酸を混ぜると、中性に近づきます。
ウタマロクリーナーは中性、クエン酸は酸性ですね。混ぜるとお互いの洗浄力が低下する可能性があります。
混ぜるメリットは、クエン酸の除菌効果がプラスされるかもしれませんが、ウタマロクリーナーには除菌成分や香りが配合されていますので、必要ないかもしれません。
混ぜるデメリットは、それぞれの洗浄力を低下させ、クエン酸が色落ちや変色の原因となることです。
クエン酸は酸性なので、色素が酸に弱い素材には使用しない方が良いでしょう。
クエン酸が効果を発揮するもの
・トイレの汚れ
・浴室の鏡や水アカ
・電子レンジや電気ポットのカルキ
・まな板や加湿器の除菌消臭
クエン酸が苦手なモノ
・アルミ製品や貴金属
・大理石やセメントなど石材
・シルクやウール
・塩素系漂白剤と混ぜると有毒ガスが発生する可能性
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ウタマロクリーナーとセスキどっちがいい?まとめ
ウタマロクリーナーとセスキ、クエン酸の違いと使い分けについて調べました。
ウタマロクリーナーは中性の万能洗剤で、衣類、キッチンやリビング、お風呂場など家中どこでも使えます。
が、頑固な油汚れやトイレの黄ばみなどは、ウタマロクリーナーで落ちない場合もありますので、しつこい油汚れにはセスキ、トイレ黄ばみにはクエン酸と使い分けるといいですよ。
セスキはアルカリ性の洗剤で、油汚れや手あか、ヤニ汚れなどに効果的です。
クエン酸は酸性の洗剤で、水垢や尿石などに効果的です。
ウタマロクリーナーとクエン酸は混ぜることができますが、洗浄力が低下する可能性がありますので、注意してください。
ウタマロクリーナーとセスキ、クエン酸はそれぞれ用途や特徴が異なりますので、掃除のニーズに合わせて選ぶと良いでですね。
大掃除のお役に立てれば幸いです。