あなたのお気に入りの服が毛玉でいっぱいになってしまった時、どこまで許せるかについてのお話です。
朝は気にせず着て出かけたのに、太陽光線の下で「あれっ?こんなにブツブツ毛玉あったかしら?いつから?」と、唐突に気になりだすと止まりませんよね。
私たちの愛用する服に、なぜ毛玉ができるのか、そのできる理由を探り、見苦しい毛玉を簡単に取り除く取り方をご紹介します。
毛玉ができるのは避けられないことかもしれませんが、それをどう扱うかは私たち次第です。
そして、どこまで許せるかは人それぞれの感覚もありますね。
正しい取り方を知っていれば、いつでも簡単に解決できます。
このブログでは、毛玉のできる理由と、それをスマートに取り除く取り方をお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
☟伝統的な毛玉取りブラシは衣類の保護にもなりますよ
毛玉のできた服どこまで許せる?
毛玉が許される範囲は、ズバリ見た目が気になる前です。
特に、大切な人に会うときやビジネスシーンでは、毛玉があるとみっともないと思われてしまいます。
毛玉ができていると不潔に見えるのは、見た感じの印象やほこりや汚れが溜まっているように見えるからです。
繊維の素材によって毛玉ができるのは避けられないのですが、どこまで許せるのかは人それぞれの感覚によっても違ってきますね。
一般的には毛玉が目立って格好が悪くなるまで、毛玉の部分がほつれたり穴が空いたりするまでが許容範囲とされています。
毛玉が目立たない場所にあるときや毛玉取り器などでキレイになりそうな時は、まだまだ着て出かけられますね。
ご自分がハッと気になって恥ずかしいなぁと思うまでが許される範囲なのではないでしょうか。
美容だけじゃなくてファッションも好きなんだけど、高い服安い服関係なく『痛んだ服』は身につけないようにしてる。袖口の汚れたコート、毛玉のついたニットや、シワの伸びてないブラウス、すり減ったり汚れた靴。
せっかく肌綺麗でも傷んだ服着てると、だらしなく見えてもったいないと思うから。— お化粧品のお姉さん (@okeshooneisan) October 29, 2023
また、毛玉がみっともないと思われるシーンとしては、イベント出席やフォーマルな場所、記念の集合写真撮影などが思い当たります。
このような場所では清潔感も大事にして、毛玉のない服で印象よくいきたいですね。
毛玉のできてしまった服に関する悩みや不安を解決するため、できる理由や解決方法を解説していきます。
毛玉ができる理由
毛玉ができる理由を解説していきます。
その1:摩擦
なんといっても、毛玉のできる一番の主役は摩擦です。
衣類の着用や保管中の出し入れによって、生地が擦れ合うことから生まれる摩擦が一番の原因です。
特に腕や脇下、ショルダーバッグのベルトやハンドバッグの持ち手が触れる部分、タグ回りなどが摩擦が多い部分で毛玉ができやすいところです。
摩擦によって微弱な静電気が起こり、繊維どうしが絡み合った結果、毛玉が作られます。
その2:素材
毛玉のできやすい素材には、ナイロンやポリエステル、アクリルなど化学繊維があります。
天然繊維の中には、ウールやカシミヤといった素材が毛玉ができやすいとされています。
毛玉が自然に脱落しやすいとも言われています。
毛玉ができにくい素材には、綿コットンやシルクがありますが、これらの素材も化学繊維と混紡すると毛玉ができやすくなります。
その3:洗濯
洗濯時の摩擦によっても毛玉ができる原因のひとつになっています。
洗濯機内で衣服がグルグルと擦れ合い毛玉ができやすくなるんですね。
その場合には、衣類を裏返して洗濯ネットに入れて、柔軟剤を使って静電気を抑えると毛玉対策になります。
手洗いの場合は、洗濯機による摩擦を回避できる効果的なお洗濯方法となります。
これらのポイントを押さえて、毛玉の発生を減らし、お気に入りの衣類を長くきれいに保つことができますよ。
毛玉の取り方
毛玉の取り方のポイントは、服の繊維を引っ張らないことです。
毛玉を取ろうとして引っ張ると、生地が傷んでしまうことがあります。
そして、強い力を与えないことも大事です。
毛玉取り器や毛玉取りブラシで力を入れてこすると繊維を壊してしまいます。
優しくなでるように表面の毛玉を取り除くことがポイントです。
最期に繊維の流れに沿ってブラッシングすることも重要です。
毛玉取り器や毛玉取りブラシを使う時、平らなところに衣類を広げて、優しくなでるように衣類の繊維の向きに沿って動かしましょう。
衣類を傷めることなく、毛玉を効果的に除去することができます。
毛玉の取り方を3つご紹介します。
どれも簡単で効果的にお気に入りのお洋服を復活できますよ。
その1:ハサミ
手芸用のハサミをおすすめします。
チョキチョキ毛玉を取り除いていきます。何だかストレス解消になりますね。
洋服を切らないように注意が必要です。切れちゃったら、パッチワークや刺繍するしかありません。
その2:毛玉取り器
電池を入れて、毛玉のついた衣類の上を軽くなぞるだけで毛玉を取り除いてくれる優れものです。
・ゆっくり滑らすだけで毛玉が綺麗に満足です
・持ち手が持ちやすく、大きさもちょうどよい、パワフル
・引っ掛かりもなくスムーズ、100均よりも良かった
強く当てると穴開いちゃいますから、気を付けて下さいね。
繊維くずなどのゴミが溜まりやすいので、年に1回程度の分解掃除をするといいですよ。
お気に入りの衣類が新品同様に生まれ変わります。
その3:ブラシ
古典的な毛玉取りのブラシです。ごっそり強力に毛玉をこそげ取ります。
カーペットやペットの毛、髪の毛などにも効果があります。
・数回こすっただけでキレイに取れました
・綺麗に簡単に取れたので満足
・パーカーの毛玉が綺麗に取れて使いやすい
電池もいらず、ササッと優しくこするだけです。
ブラシのお手入れも大切です。ブラシに詰まった繊維や毛玉を取り除きましょう。
専用のクリーナーが付いていますので、ブラシの根元に差し込んで繊維や毛玉をすくい取ります。
あとは、きれいな布で拭いて汚れやほこりを拭き取り、湿気のない場所で保管するのが理想です。
毛玉のできた服どこまで許せる?まとめ
毛玉ができるのは、日常生活の中で避けられない現象ですが、どこまで許せるかは、その毛玉がついた服をどれだけ気に入っているかによりますね。
毛玉のできる理由は、摩擦や素材の性質、洗濯方法など様々です。
でも、心配無用!正しい取り方をマスターすれば、お気に入りの服をいつまでも美しく保てます。
毛玉がどこまで許せるかは、個人の価値観やシチュエーションによって変わりますが、取り方次第で、見た目を大きく改善できますよね。
ハサミや毛玉取り器、ブラシなど、手軽に使えるアイテムで、あっという間に簡単スッキリです。
この記事では、毛玉のできる理由と、それを取り除くための簡単で効果的な取り方をご紹介しました。
毛玉に悩まされることなく、おしゃれを楽しむためのヒントが見つかったら嬉しいです。
毛玉と上手に付き合って、ファッションライフをもっと豊かにしましょう。