レンジで作る茶碗蒸しは、ツルンとして美味しく、みんなが大好きな和食の定番です。
しかし、時にはレンジで加熱しても思うように固まらないことがあり、そのショックは大きいんですよね。
そんな時、原因を知りたいと思うのは当然ですし、なんとかしてやろと願う気持ちも強くなります。
では、レンジで茶碗蒸しを作る際に固まらない原因は何なのでしょうか?
そして、もし固まらなかったら、どのようにリメイクすれば良いのでしょうか?
このブログでは、レンジで茶碗蒸しを作る際に固まらない原因を徹底解析し、誰でも簡単になんとかできるリメイク方法をご紹介します。
原因を知ることで、次回からはレンジでもしっかりと固まる茶碗蒸しを作ることができるようになります。
また、万が一固まらなかった場合でも、美味しくリメイクすることで、食材を無駄にすることなく、新たな美味しさを発見できるでしょう。
茶碗蒸しの固まらない悩みをなんとかしましょう!
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レンジで茶碗蒸しが固まらないのはなぜ?
茶碗蒸しがレンジで固まらない理由はいくつかありますので、詳しくご紹介します。
レンジでの茶碗蒸し作りのポイントを押さえて、正しい方法で作ると、固まらない問題を解決することができますよ。
レンジで茶碗蒸しが固まらないと困っている方もたくさんいらっしゃいました。
マグカップに
お吸い物の元を水で溶いて
たまご一個入れてかき混ぜて
フワッとラップしてレンジで1分半ぐらいのお手軽茶碗蒸しをよく作る
レンチン時間は様子見て調整。
水が多いとなかなか固まらない pic.twitter.com/X3Rx86Zrsu— かざひな@6.8ゆるブロガー (@yomiasarityu) October 17, 2021
やはり、水とたまごのバランスが大事なようですね。
レンチン丼茶碗蒸し。卵3個(160cc)、出し汁400cc(白だし大さじ4、塩少々含む)を混ぜてこしてレンジで200w14分→全然固まらないので500w1分→一気に固まってきたので200w3分。端は少しスが立っちゃったけれど、他はプルプル!なかなかの出来だが、まだ電子レンジのクセが読めないなぁ。 #冬花飯 pic.twitter.com/uabgUy2zs8
— 冬花 (@fuyuka10) March 13, 2020
追加加熱も固まらないときの対処方法として、良いんですね。
出汁と卵のバランス
茶碗蒸しを作る場合に、だし汁と卵のバランスが最も重要になってきます。
理想的な比率は出し汁3に対して卵1なんです。この黄金比は、あちこちのレシピサイトでも有名ですね。
電子レンジで茶碗蒸しを作る場合、加熱むらを防ぐために、出し汁2.5に対して卵1がベストバランスとされています。
出し汁が多すぎると茶碗蒸しはきちんと固まりにくくなりますので、シッカリ計量することが大事です。
2人分の茶碗蒸しを作る場合、Lサイズの卵2個を使用すると仮定すると、卵1個あたり約60mlなので、2個で120mlです。
したがって、出汁は卵の2.5倍で計算すると、120mlの卵に対して出汁は300mlが適量となります。
この比率で茶碗蒸しを作ることで、レンジでも美味しく固まる茶碗蒸しを作ることができますよ。
マイタケを入れてしまった
マイタケに含まれているタンパク質分解酵素がなんと、茶わん蒸しを固まりにくくする原因になります。
茶椀蒸しは卵のたんぱく質が熱により固まる特徴を活かしたレシピです。
マイタケのたんぱく質分解酵素は、卵のたんぱく質を分解して壊してしまうため、加熱しても固まらない茶碗蒸しができてしまうんですね。
舞茸を利用する場合には、一度下茹でしてたんぱく質分解酵素を壊してから加えるようにしましょう。
マイタケの他にもキノコ類には、たんぱく質分解酵素が含まれていますが、舞茸ほど多くありませんので、茶碗蒸しが固まらないほどのことはありません。
加熱時間が短すぎる
レンジで調理する場合には、加熱時間が短すぎると茶碗蒸しが固まりません。
適切な加熱時間を確保することが大切になります。
レンジの取り合扱い説明書を確認して、再加熱でしっかり固まる場合もありますので、追加加熱をしてみるのも方法のひとつですね。
食材が多すぎる
特に水分の多い食材がたくさん入っていると茶碗蒸しが固まりにくくなる原因になります。
具材は適当な量にしましょう。
銀杏、かまぼこ、小さく切った鶏肉、出し汁用に戻した干しシイタケなどが定番の具材ですね。
ワット数が低すぎる
レンジで茶碗蒸しを調理する場合、ワット数が重要です。
レンジの種類性能にもよりますが、あまり高いワット数で加熱しすぎると、固まりにくくなります。
低いワット数でじっくり時間をかけて加熱すると良いですよ。
レンジについているの説明書やレシピ集をよく確認して、茶碗蒸しの個数やワット数、加熱時間を見直してみて下さいね。
ラップをかける
レンジで加熱する場合、茶碗蒸しの入った器にラップをふんわりとかけると、加熱むら防いで固まりやすくします。
レンジで固まらない茶碗蒸しの原因となる食材は?
茶碗蒸しの固まりにくさに影響を与える食材には、舞茸以外にもいくつかあります。以下の箇条書きで、その食材とその理由を詳しく解説します。
マイタケ
茶碗蒸しが固まらなくなる代表食材が舞茸です。
舞茸に含まれるたんぱく質分解酵素が卵のたんぱく質を分解して、茶碗蒸しを固まりにくくしてしまいます。
しめじ
しめじもタンパク質分解酵素が含まれています。
しかし、舞茸ほどには多くないので、大量に利用しなければ問題はありません。
水分の多い食材:なめこ・ワカメ
なめこやワカメなど水分の多く含まれる具材は、茶碗蒸しを固まりにくくさせます。
なめこやワカメ、三つ葉などは、あらかじめ加熱調理しておくか、茶碗蒸しが出来上がってから最後に飾るといいですよ。
青菜類
ほうれん草や小松菜、チンゲン菜といった青菜類も水分を多く含み、茶碗蒸しを固まりにくくすることがあります。
特に塩分と加熱によって水分が出やすくなるため、気をつけなければなりません。
さきに下茹でしておいて、最後に飾るくらいの使い方が色目にも綺麗で食欲をそそりますね。
上記の具材は、茶碗蒸しを固まりにくくさせるので、利用する場合には注意が必要ですね。
さきに加熱調理しておいたり、後から飾るなどの適切な工程を試して、美味しいツルンとした食感を楽しむことができますよ。ご参考になれば幸いです。
固まらない茶碗蒸しのリメイク方法は?
固まらなかった茶碗蒸しをなんとかリメイクできないものでしょうか。
いくつかのアイデアをご紹介します。
失敗して固まらない茶碗蒸しも、ちょっとした工夫でで様々な料理に生まれ変わるんですよね。
失敗を恐れず、キッチンでの冒険を楽しんでくださいね。
お吸い物に変身
固まらなかった茶碗蒸しを、温かいお吸い物のベースにしてみてはいかがでしょうか。
お湯を沸かし、茶碗蒸しをそっと加えていきます。
白だしや醤油で味を整えます。
具材を加えると、心も温まる一品となりますよ。
卵のお雑炊でほっこり
お鍋にご飯とお水を入れ、沸騰させます。
固まらなかった茶碗蒸しを加えて、かき混ぜながら煮込みます。
刻み葱を散らせば、ほっこり卵のお雑炊の完成です。
朝食にも、休日のブランチにもぴったりですよ。
和風オムレットで新感覚
固まりにくかった茶碗蒸しに卵を加えます。フライパンで焼きます。
だし巻き卵風の和風オムレットができあがりです。
新感覚の和風オムレツ、楽しみですね。
茶碗蒸し風チーズドリア
耐熱皿にご飯を敷き、その上に茶碗蒸しを乗せ広げます。
とろけるチーズを上にたっぷり散らしかけます。
オーブントースターでチーズに焦げめがつくまで焼きます。
仕上げにパセリを知らして完成です。
チーズのコクと茶碗蒸しのお出汁が新しい風味と食感に生まれ変わります。
子供から大人まで、幅広い年代に喜ばれる一品になるでしょう。
ぜひお試しくださいね。
茶碗蒸しがレンジで固まらないのはなぜ?まとめ
レンジで作る茶碗蒸しは、手軽で美味しいですが、時には固まらないことがありますよね。
その原因は、出汁の量が多すぎたり、舞茸などの特定の食材が含まれていたりすることです。
しかし、固まらない茶碗蒸しも無駄にはなりません。
リメイク方法を知っていれば、新しい料理に生まれ変わらせることができます。
例えば、固まらない茶碗蒸しをお吸い物や卵のおかゆに変えて、失敗をチャンスに変えることができます。
レンジで茶碗蒸しを作る際は、原因を理解し、固まらない問題を避けるための工夫をしましょう。
そして、もし上手く固まらなかったとしても、美味しく楽しくリメイクすることもできます。
茶碗蒸しの固まらない悩みを解決し、リメイクでも楽しめるとしたら、恐れることはありませんね。
ぜひ、ご参考にして見て下さいね。