福岡県の博多駅近くで川野美樹さん（38歳）を刺殺した容疑で元交際相手の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、中洲のバーで働いていた寺内進（てらうち すすむ）容疑者（31歳）です。
てらうち進容疑者のFacebook（フェイスブック）が特定されましたので、寺内すすむ容疑者のフェイスブックから人物像を探っていきたいと思います。
川野美樹さんFacebook特定
川野美樹さん殺害犯は元交際相手
寺内進容疑者「ファザコン男子」説
永田陸人「ギャンブル狂」闇バイト連続強盗事件
文春オンライン「指示役はどこにいる？！」闇バイト連続強盗事件
寺内進Facebookのアカウントは2つ
寺内すすむ容疑者のFacebookアカウントは2つありました。
見ているうちに一つのアカウントはプロフィール画像が変わりましたよ。
2019年27歳ころの大阪で「BARキンクイ」の開店を祝うものです。こちらのアカウントはこの投稿しかなく、一番最近のものです。大阪出身で地元に帰ってきたと嬉しそうでした。
手書きの「BARキンクイ→」という看板がほっこりです。
直後にコロナが流行し、あっという間に飲食店は大打撃を受けることとなります。「キンクイ」もその波に勝てることはなかったのでしょう。
この後、大阪から1万円だけもって福岡の博多へと移動していくわけですね。川野美樹さんとの交際は1年ほどと美樹さんの親戚の方も話しています。追記：親戚の方は1年ほどの交際期間と話していましたが、実際には半年ほどだったと報道されました。追記終わります。
もう一つのアカウントは2014年22歳ころのものです。
大勢の仲間と撮った集合写真をカバー画像にしています。ちょい悪やんちゃ系で友達が多かったようです。
モテていたと思われるハーフ顔の超イケメンぶりです。
寺内進Facebook「女なしじゃ生きられない」
寺内進容疑者のフェイスズックには彼女との写真も多く投稿されています。
アイツだけが本間いつも言うてくれてずっと側におってくれる！
本間ありがと！
マジ大事にしよ！
らっぴに会いてー。
ヤバい。
今日は寝れません。
2014年22歳ころですね。
もうちゃらまた女懲り懲り
ばれたら開き直る奴無理やわー
ばれたら開き直るとは浮気されたのでしょうか。ほんまに女運がないとしょげていますが、女懲り懲りといいつつ、女好きが止められないようですね。
昨日はしょうへいちゃんたち来てくれた！
ありがとう！
その後自分の女店行ってフィーバーから今から新年会！
仲間も男女問わず多くて、楽しそうな若かりし頃ですね。
寺内進Facebook「六本木のBARの店員」
勤務先：東京六本木となっています。2013年21歳頃です。
若くしてお店を任されているのでしょうか。そんな甘い世界ではないですから、大阪から六本木のお店に武者修行に出ていたのでしょう。
アカン。東京に嫌われてるわ。早起きしてauショップ向かってたら六本木の街歩いてたら人いっぱいおるのになんでかパトカーから二人組おりて俺の方走ってきて職質くらってもうた。しかも全部調べられてバリ恥ずかしい。ついてねーよ…
六本木で職務質問されて恥ずかしかったと投稿しています。なるほどです。
ダンスレッスンもしていました。ストリート系なのかブレイクなのか、ジャスダンスではないでしょう。何を目指していたのでしょうか。ダンスレッスンの投稿も多いです。真面目にダンスレッスンは受けています。
今からレッスンだべ！ばり眠たいぜよ！
六本木のBARはダンスバーでショーを見せてお酒を楽しんでというお店ですね。ショーのためのダンスレッスンをしていたんですね。
寺内進Facebook「アルコール依存症」
寺内進容疑者の投稿には職業柄もあるのか、お酒の投稿も多いです。もともとお酒には強かったのだろうとは思いますが、お酒を飲む機会が多く、重ねているうちに止められない状態におちいってしまったのでしょうか。
ペプシめーん！最高なう！ベロベロなうなう
店奥の同僚も超イケメンです。ふたりでベロベロのようです。
今日の六本木の夜は雨。何かへんな事が起きそうやな。今日はすぐ潰れれるわ。
情緒不安定の危険性があります。すぐに潰れそうだと投稿しています。東京暮らしの寂しさもあったのでしょう。
僕の願い事…東京の友達ほしい。寂しっ！独り言が多くなってんねんけどいける？笑とりあえず髪切りに行こ。
東京では孤独に耐えかねていたようです。寂しがりの超イケメンでモテたでしょうが、東京女性は性に合わなかったのかもしれません。
川野美樹さんは愛知県出身で子供がいて包容力があり、まさに理想のタイプでどうしても別れたくなかったのでしょうか。
追記：ゴゴスマによりますと、気性が荒くすぐ怒る、お酒が切れることがなくどんどん言葉が悪くなるといった性格だったといいます。知人もアルコール依存を疑っていました。
川野美樹さんが警察に相談に行ったことで、「なぜ警察に行ったんだ。仕事がなくなる」と恨みを募らせたようです。
追記：寺内進容疑者のインスタグラム「非公開」
寺内進容疑者のInstagramを検索してみました。プロフィール画像が本人のもので間違いはなさそうです。
25件の投稿をしています。フォロワー70人、フォロー中58人、寺内進（○○中）
自分で自覚があったようです。何とか量を少なくしていくなど、手を打てなかったものでしょうか。
プライベートでカラオケ中です。眉間にしわを寄せるのが習慣になっているようですね。鼻筋の通ったイケメンですね。
追記：寺内進容疑者はイケメンじゃない！
ツイッターで寺内すすむ容疑者をイケメンという人は危機感がない、センスないとツイートされています。
寺内進をイケメンと評した女性にツッコミツイート多数w
実際、「ヤクザの男はカッコいい」とかいう男性観の女性はいる。
俺の母親がそうだ。
常識レベルの危険予知が出来ないのは、よっぽど苦労知らずなんじゃないかと思うが。
俺の母親がそうだ。
ツイート主の母親になにかあったのでしょうね。苦労知らずのお嬢様だった母親がイケメンに苦労させられたのでしょうか。
寺内進容疑者
世の中これをイケメンと言ってるがヤンキー＝イケメンという思考回路な人間が多い
ちょっと悪ぶって見えるのがイケメンとかセンスが狂ってる悪ぶってるんじゃなくでこいつは本当に犯罪を犯したワルだろ
イケメンｗ
そんなのも見抜けなられないオマエらの目が腐ってるよ
ヤンキー＝イケメンということはないと思いますが、イケメンは顔面偏差値が高いという物差しだけですね。
テレビで容疑者の知人女性が「すごいイケメン」って話しててどんなかと思ったら…絵に描いたようなモラハラ顔じゃないですか。
先ほど犯人、寺内進容疑者が逮捕されたフジテレビ、イットの中で逮捕前の時点で被害者の友人という人が「元彼は超イケメンで」とインタビューに答えていたが逮捕され公開された犯人顔写真見たら、こんなのを超イケメンと最近は言うのかと思ってしまった。
イケメンの物差しが人によって違うものと考えさせられました。イケメンには良いイメージがあって、犯人にイケメンは良くないのかもしれませんね。
実際見た友人がイケメンと言ってるので、間違いはなさそうですけれども。
お亡くなりになった川野美樹さんのご冥福を心よりお祈り致します。
追記：寺内進容疑者の逮捕は「見当たり捜査」
ゴゴスマによりますと、寺内進容疑者を発見したのは「見当たり捜査」でした。
犯人の顔やホクロ、歩き方や身体的な特徴、雰囲気、行きそうな場所などを頭に入れて、毎日捜査を続けています。
寺内すすむ容疑者は捜査員に声をかけられ、素直に従ったということです。黒ぶち眼鏡、マスク、フードを被っていました。
追記：寺内進容疑者の禁止命令「加害者にできることがない」
ひるおびによりますと、ストーカ―被害者が警察に届け出て、加害者側に「禁止命令」がでていたとしても、現在のところ出来ることはない。加害者にある程度我慢させることが出来たとしても、我慢はいつか爆発すると加害者として2回逮捕された男性は語っています。
更生プログラムやカウンセリング、グループワークのような療養が必要ということです。
追記：寺内進容疑者は「彼女も悪かった」と責任転嫁するような供述をしているといいます。反省や謝罪の言葉はないようです。早く事件の重大さに気づいて欲しいですね。
追記：文春オンライン「生い立ち」
大阪市福島区で育った寺内進容疑者は父親が働く会社の運輸会社の寮でした。
小学校のときの同級生の親は、「お昼食べさせて」とやって来て夜になっても帰らない。「（母親が）ラウンジで働いていて夜いないんや」という。父親もほぼ家にいなかったといいます。
「給食費の滞納も結構多かったです」とも話しています。
中学進学すると、性格が攻撃的になっていったといいます。
「友達の家で突然キレて物を投げたり、どついたりして喧嘩を始める。中学はお弁当だったけど、彼はいつもファミリーマートのおにぎり。部活はしていなかったが、ボクシングを習っていた」と、学校関係者は話します。
別の同級生の親は「中3のとき、息子が友達と話していて、目が合った寺内君にいきなり顔を殴られたんです。先生から連絡を受けた母親がビールを1ケース持参して『これで納めて下さい』と謝罪しに来た」と明かしました。
ボクシングで強豪高校に進学が決まっていましたが、教頭先生を殴って推薦がなくなりました。学校が被害届を出し、厚生施設送りになったと噂になり、実際に中学３年の大半は学校に来ていなかったといいます。
地元の高校に進学しますが、1年経たずに中退し、大阪市中央卸売市場で働きます。地元の知人は「気分の浮き沈みが激しく、定期的に『死にたい』と病むことがあった。理解力に乏しく、冗談が通じない。年を取ってみんな大人になっていったけど、彼はずっと子供のままやった」と話しています。発達障害かもしれませんね。
大阪のショーパブに入店しますが、酔って先輩に暴行を行います。警察沙汰にはしなかったものの、本社のある東京で教育し直すことになりました。指導を厳しく感じたのか2～3ヶ月で逃げ出してしまいます。
大阪に逃げ帰り、飲食店を転々と渡り歩きます。「黒服として働いでいたゴリ（寺内容疑者のあだ名）、見た目によらずレディファーストで女の子には優しかった。その一方で信じられへんほど幼稚。別れ話絵押されると死ぬと言ったり泣き続けたりしていた」と飲食店関係者は話します。
当時の交際相手は「束縛が激しく、携帯を盗み見るなんて日常。友達と遊びに行くときは、いつでも連絡できるようにしておかないと怒り狂うから、遊びにも行けへんかった」と打ち明けました。
携帯を取られた彼女は警察に相談に行きますが、寺内容疑者の母親が呼び出され泣き始めると、「うちの親に迷惑かけんな！」と逆切れしたといいます。その頃に父親が病死したということです。
彼女の話によりますと、別れ際に異常な執着を見せ、「話し合いをして別れた後、『別れてない』と家にやってくることが4～5回続いた。」といいます。
根なし草のように東京や沖縄を転々とし、大阪で知人とバーをオープンさせます。1時間ちょっといて2万円のぼったくりバーでした。寺内容疑者は雇われ店長でしたが、数ヶ月でつぶれてしまったといいます。
寺内進容疑者は「人生をやり直す」ため、友人からカンパしてもらった1万円をもって九州へ旅立ちます。鹿児島、熊本を経て福岡へ2022年たどり着きます。
2022年春、川野美樹さんと交際を始め、彼女を支配していきます。身の危険を感じた川野美樹さんは警察へ相談します。しかし最悪の結末をさけることはできませんでした。
川野美樹さんの葬儀に参列した沖縄アクターズスクール元校長は「周囲を明るく照らす太陽のような子でした。家族や仲間を支えることにいつも全力で私も彼女から大きな力をもらいました。明るい未来が奪われたことが悔しく、無念でなりません。今は出会えたことに感謝し『お疲れ様。よく頑張ったね』という気持ちです」と語りました。
追記：読売新聞の拘置所取材「眠れなくて後悔」
2023年2月17日、読売新聞が福岡拘置所にいる寺内進容疑者に取材しています。
ジャージ上下に髪は金髪の白いマスクで取材に応じたということです。
事件当日、2023年1月16日、寺内進容疑者は携帯料金を支払いに博多駅へ向かい、偶然に川野さんに出会ったといいます。
たまたま偶然に出会わなければ運命は変わっていたのでしょうか。寺内すすむ容疑者は別件で揉めていた人物からの襲撃を恐れて包丁を2本持ち歩いていたといいます。
その包丁を使い、「警察を呼ぶ。ウザイ」と言われキレれて、そこからは記憶がないと話しています。
なぜ取材を受けたのか？「ちゃんと説明をしたいと思った」
気持ちは落ち着いたか？「そうですね」
部屋は？「独居房です。メチャ寒いです。エアコンなしなので」
事件から1ヶ月経つが、眠れている？「事件がフラッシュバックして眠れていないです。寝ても午前3時、4時に起きてしまう。睡眠導入剤を飲んでいます」
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