2023年2月15日、兵庫県芦屋市の占い師、川村真理子(かわむらまりこ)容疑者(68歳)と、京都市伏見区の仲居業、池上ひろみ容疑者(49歳)が大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。
川村まりこ容疑者は名のある占い師・霊能者として活動していました。
かわむら真理子容疑者のホームページやFacebookからプロフィールや人物像、顔画像を見ていきます。なぜ、大麻クッキーをお客様に振舞うことになったのか、調べてみました。
川村真理子容疑者の占い師・霊能者としてのプロフィール
川村真理子容疑者は、「川村麻里子」として占い師や霊能者として活躍していました。
公式ホームページは削除されたようで、今は見ることができません。
1954年大阪生まれ。幼少の頃より天より波動を受けて霊感を体得する。20歳頃、関西地方で噂が広まり霊感少女としてマスコミにも取り上げられ、人生相談などで活動開始…
大阪生まれ。幼少の頃自ら患った病を機に、神聖な修行の道を歩み始める。伊勢神宮を初め、日本各地の神社を巡りあらゆる神道との出会いを経験する日々を重ねるとともに、易学の大家、故岡本万徳先生に学び、神仏総合の修行に励む。さらにアメリカ心理学療法を学び、人々の心のメンタルケアにも取り組む。また世界の著名な聖人との出会いは、新たな占いの道を展開するきっかけとなる。
以後、神仏総合力が持つ人々への神聖なる力と心理学的視野に、独自の霊的検知を用いて、企業のコンサル業務をはじめ、命名、姓名判断、家相、土地御祓い、風水、浄霊、事業経営相談等、あらゆる霊的相談に応じている。
その卓越した霊能力は依頼者に絶大なる支持を受け、全国各地から相談者が訪れている。現在、社会福祉法人の評議員を務める。
追記:川村真理子容疑者の近隣住人の話
川村真理子容疑者の自宅は芦屋のマンションのようです。ABCテレビの取材によりますと、取材記者が「マンションの住人でない人が出入りしている?」と質問しています。
てっきり、芦屋の豪奢な一戸建てで離れに占いやお祓いをする別棟があるようなイメージでした。
川村真理子容疑者と同じマンションに住む住人の方は、「いろんな人が来ている様子があった」「私が越してきたのが14~15年前でその時にはすでに住んでいた。明るくて礼儀正しい方です」と話しています。
別の知人は「噂ではないけど、何をしている人かは怪しい…怪しい・不思議・よく分からないと周りは皆思ってます」「今回の事件をあり得なくもないかと」と話しました。
礼儀正しい一面と怪しげな不思議ちゃんの一面を近隣に見せていました。
川村真理子容疑者は占い師・霊能者として活動
鑑定内容のページにはあらゆる相談ごとに真摯に向き合う川村まりこ容疑者の姿があります。
鑑定内容
・命名 :衣食住全てにいい人生を送るために名前はわが子への最大のプレゼント
・姓名判断 :名前の鑑定、新しい名前を提案
・家相 :家の相が悪いと目に見えない力が働き、家族関係・健康・ケガが起こる。悪い家相を回避し家族を守る
・土地御払い :土地の長い歴史のなかで戦場だった過去や相続争いがあった土地を御払いする
・風水 :家相同様に気の流れを風水によって清らかにする
・事業相談 :人生の運気を経営者さんが適切な時に判断できるようにお手伝い
・神易占 :幸せな結婚を望む方にお導きするお手伝い
川村真理子容疑者の占い師・霊能者として修行
川村真理子容疑者は、易学の第一人者、岡本万徳先生に師事し神易学鑑定を学んでいます。
岡本万徳先生は現在は代替わりしていて、愛知県春日井市で姓名判断、運命鑑定など歴々と続いています。
川村真理子容疑者のFacebook「パワーを蓄える」
現在は見られなくなっている川村真理子容疑者の占い師や霊能者「川村麻里子」としてのフェイスブックです。集客などもしていたのでしょう。
2013年58歳頃に頻繁に投稿していたFacebookのトップページです。
カバー画像の背景は「大海神社」です。大阪市住吉にある「住吉大社」の中にある「摂社」で本宮域の中にある神社です。霊格が高いアピールではないかと囁かれています。
2013年2月には、高野山へお参りに出かけています。
2008年のホームページの白い洋服や髪型が同じ画像がプロフィールに使われていました。
川村真理子容疑者のFacebook「旅行大好き」
川村真理子容疑者は海外旅行も大好きだったようです。2013年頃になりますが、台湾→エジプト→カナダと大忙しです。
コメント欄に麻理子先生とあることから、定期的に占ってもらう顧客がいたのかもしれません。
お孫さんに関する投稿もしており、お孫さんもいるようなので、ご主人様や成人しているお子さんもいることは確かです。
川村真理子容疑者のInstagram「投稿0件」
インスタグラムにも「川村麻里子」名義のアカウントはありました。プロフィール画像がFacebookの画像ともニュース報道の画像とも一致しています。
投稿0件、フォロワー58人、フォロー中10人、自己紹介もありません。
58人のフォロワーの中に「池上弘実」さんがいましたが、非公開でした。お子さんがいるようです。49歳、子供が2人いてもおかしくはないですね。
川村真理子容疑者の運気を上げる集会「大麻クッキーを振る舞う」
川村真理子容疑者は、2022年12月「運気を上げる集会」を開き、集まった参加者25人に池上ひろみ容疑者からの頂き物のクッキーを振る舞いました。
このクッキーを食べた女性が気分が悪くなり病院で大麻入りのクッキーだったと判明します。
ただ大麻クッキーをやったことない人に食べさせたら体調もろにでるからな。おれやったらお香と大麻を同時に焚いてその空間だけ別世界にするかな。
肝臓機能の低下や吐き気や頭痛が起こると医師は話しています。手作りクッキーにまさかの大麻入りとは誰も疑いませんよね。万が一、心地良くなって「また川村麻里子先生の運気アップ会に行きたいわ」となることを期待していたのでしょうか。
池上ひろみ容疑者は川村真理子容疑者に宅急便でおくっていますが、「クッキーは送ったが大麻入りだという記憶はない」と供述しています。では、誰から手に入れたのかということが今、厳しく取り調べされているところでしょう。
池上ひろみ容疑者が大麻入りクッキーだと知っていたとすると、川村真理子容疑者に嫉妬していたとか、悪い占いをされてムカついたとかが考えられます。
川村真理子容疑者の自宅の冷蔵庫から大麻草や大麻クッキーが見つかってるということで、怪しさ満載ですね。
10年来の知人から譲り受けた川村真理子容疑者はいけがみひろみ容疑者を全く疑っていなかったのか、知っていて参加者に振舞ったのか、自分も食べたのか、気になるところです。
新しい情報がありましたら、また追記します。
追記:デイリースポーツ調査「占いと大麻」
デイリースポーツの取材で、犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は「大麻と占いの関係性」を指摘しています。
小川氏は大麻クッキーを食べて体調に異変が起こり、「占いの効果だ」と錯覚する可能性があると見解を述べています。
世界ではオランダ、カナダなど大麻が合法の国では大麻入りの菓子など加工食品が流通しています。タイでも2022年6月から大麻販売が許可され観光客向けに売られている店があるといいます。
小川氏は2023年1月タイを取材し、「バンコクで大麻クッキー1つ300バーツ(約1200円)で売っていた。女性に人気で食べるとその場で倒れる、嘔吐する、極度の酔っぱらった状態になる」というところを実際に目にしています。
食べることで煙を吸うよりも、直接大麻成分が体内に入るので影響が強いのです。
タイでは日本語表記であったり、日本人観光客向けの店もありますが、日本の外務省は「海外安全ホームページ」で「日本では大麻取締法において、大麻の所持・譲渡(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象。この規定は日本国内のみならず、海外においても適用されることがある」と注意をしています。
旅行好きの川村真理子容疑者もタイへ出掛けています。大麻体験済みだったのかもしれません。
追記:河村真理子容疑者、裁判で容疑認める
3月23日、裁判で川村まりこ被告は「貰ったのは確実です」と起訴内容を認めました。 検察側は「川村まりこ被告と女(池上ひろみ容疑者)は20年来の知人であり、3年前の2020年、川村まりこ被告が女(池上ひろみ容疑者)に体の不調を相談したところ、大麻クッキーを勧められ、譲り受けるようになった」と指摘しました。
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