田中信人学歴は守山高校京大大学院卒「優秀すぎるがゆえ」WEBテスト替え玉受験

2022年11月21日、関西電力の社員、田中信人（たなかのぶと）容疑者（28歳）が企業の就職採用ウェブテストの替え玉受験をしたとして逮捕されました。

田中のぶと容疑者の学歴や経歴、ウェブテスト代行の実績、を調べてみました。

田中信人容疑者の学歴「守山高校から2浪して京都大学」

田中信人容疑者の出身高校はフェイスブックから「滋賀県立守山高校」とわかりました。

「滋賀県立守山高校」を調べてみました。

偏差値68、滋賀県内6位、公立の中では3位、というレベルの高い進学校です。

「ちゃんと勉強したい人が入るべき」「頑張りたい人におすすめ」という口コミがあります。

京都大学に2014年に入学して2020年に卒業とFacebookにありますので、大学に入るまで2浪しているようです。留年ではなく大学に4年大学院に2年で6年の京都大学在学になっています。

ニュース報道でもさかんに取り上げられる京都大学は学部によって異なりますが偏差値68、言わずと知れた東京大学と並ぶ日本屈指のトップ大学ですね。

京都大学

大学時代の同級生の話でも、田中信人容疑者は「明るく、接しやすいキャラクターだった。基本的には有機化学の勉強をしていたと思います」と話していますので、明るく人当たりも良く、勉強ができて迷いのない性格なのではないでしょうか。

ウェブテスト代行もネット検索して、過去に逮捕者がいないか確認していました。

田中信人容疑者の経歴「元外資系コンサルティング」

名前：田中信人（たなかのぶと）

年齢：28歳

出身地：滋賀県守山市

家族：両親と妹

住所：大阪府大阪市北区淀南

職業：関西電力の会社員

卒業高校：滋賀県立守山高校

卒業大学：京都大学大学院

逮捕容疑：私電磁的記録不正作出、および共用

 

関西電力に就職するのも難しいですが、留年も就職浪人もすることなく大学から大学院そして、関西電力へ就職しています。優秀ですね。4年ほど前（2018年）大学院生時代から替え玉受験を請け負っています。

仕事から帰宅した後、自宅で朝方までウェブテストを行っていたという。ツイッターで1件当たり2000円程度で依頼を募り、報酬は銀行振り込みで受け取り、日々の飲食代などに使っていたとみられる。引用：毎日新聞

仕事もして、自宅で朝方までパソコンに向かっていたわけで、体力的もあって若さで乗り越えられているんですかね。自分の才能を生かした副業という感覚です。

ウェブテスト代行だけでなく、TOEICの受験代行も請け負っていた可能性もあり、捜査が進められています。

関西電力に就職する前に外資系コンサルタント会社に就職していました。

ツイッターの自己紹介に「元外コン勤務」とあります。外コンとは外資系コンサルティングをさした略語で、外資系コンサルティング会社のことです。

外資系コンサルティング会社がどこなのかはわかっていませんが、有名企業だったことが想像できます。

外コン時代は残業代が付かずしんどかったと投稿していますので、そんな理由もあって、関西電力へ転職したのかもしれません。

京都大学を卒業したのが2020年ですので、2022年間での2年の間の外資系コンサル会社からの関西電力へ転職です。その間もウェブテスト代行はしていたわけですね。

田中信人容疑者替え玉受験のきっかけは「友人の誘い」

田中信人容疑者が替え玉受験を行うようになったきっかけは友人の誘いだったと話しています。

「大学の友人に誘われ小遣い目的で始め、感謝され、やりがいを感じていた」と供述していることがわかりました。田中容疑者は今年7月までに300人ほどから依頼を受け、400万円以上を稼いだとみられています。引用：TBS NEWS DISより

友人も頭脳明晰だったでしょう、お小遣い稼ぎで始めてみたら、就活生から感謝され、ますますやる気も生まれてしまったのですね。

続々と内定報告来てて、しかもその度すごく感謝してもらえてめちゃくちゃ嬉しいですね。。

頼ってくださった方は最後までサポートするので一緒に頑張りましょう！#Webテスト代行 #ウェブテスト #23卒と繋がりたい #24卒と繋がりたい #就活 #転職活動 #インターン pic.twitter.com/fRUwzNSK2C

— ウェブテスト代行@元一件15000円の雇われ京大生代行員 (@webtestdaikou99) May 20, 2022

1科目につき2000円程度で依頼を受け、今年だけでトータル300人からの依頼を受けていました。合格率95％をうたっていましたし、人気抜群ですね。

それほどの需要があるのも不思議ですが、今回書類送検された女子大生も20件以上の依頼をしていますので、需要は相当数あるのでしょう。昔とは就活事情が違いますね。

就職情報会社ディスコ（東京）が昨年、大学生１２００人にウェブテストの替え玉受検などについて尋ねた調査（複数回答）では、「周囲がやっていた」が３０％に上った。
「自分の試験で不正をした」も８％、「友人らの試験を手伝った」も９％おり、１割近い学生が直接的な関与を認めた。引用：読売新聞より

アンケート調査でも、回りでやっていたと答えた学生が30％に上っています。自分が不正した、友人を手伝ったでも1割に近い学生さんが関与していたという結果でした。

不正できうる環境も良くはないでしょうね。

たなか信人容疑者の逮捕容疑は「私電磁的記録不正作出・同供用罪」です。

私電磁記録不正作出・同供用罪は、人の事務処理を誤らせるために、電磁的記録を不正に作ることや、不正に作成された電磁的記録をコンピューターで利用できる状態にすることを処罰するもの です。

5年以下の懲役または50万円以下の罰金です。今回の逮捕は見せしめ的な側面もあるといわれています。

Twitterで集客していて、成功率95％、お礼のツイートもあり、今までは企業側も「おやっ？！」と思うことがあったと採用担当もかたっていますが、今後はできなくなる、依頼する方も集客する方も逮捕されるという方向性を打ち出したということですね。

逮捕者が増えるかもしれませんね。田中信人容疑者に続く優秀な人材が現れるかもしれません。

田中信人容疑者の替え玉受験手口

twitterアカウントで就活生と連絡を取り、振り込みで収入を得ていました。

ウェブテストの替え玉受験とはどのような方法だったのでしょうか。

田中信人容疑者は、依頼者とZOOMで画面共有し、依頼者はイヤホンをして髪の毛で隠します。田中のぶと容疑者から回答を聞いて、依頼者はウェブテストに答えるという方法だったということです。

依頼者と企業はライブカメラで繋がっています。

今回送検の女子学生はウェブテストは合格しますが、面接で不採用になりました。厳しいですね。

田中信人容疑者依頼は続々と「頼れるアニキ」

ちなみに、ウェブテスト通過実績のある主要な企業は以下になります。（その他もろもろありますが） pic.twitter.com/T6PvG9BQTo

— ウェブテスト代行@元一件15000円の雇われ京大生代行員 (@webtestdaikou99) August 29, 2020

 

さすがに本業中ですぐ返事できないので、依頼送ってきて即レスないから無理と判断して取り消さないでください。当日中の急な依頼以外は土日各24時間あるわけですから時間作りますので。#webテスト代行 #ウェブテスト #23卒と繋がりたい #24卒と繋がりたい #就活 #転職活動 #インターン

— ウェブテスト代行@元一件15000円の雇われ京大生代行員 (@webtestdaikou99) July 8, 2022

依頼した女子学生は「今後は自分の力で」

ウェブテスト代行を依頼した女子学生は書類送検されています。23社分の代行を依頼し約10万円を支払っています。1社あたり4000円程ということになりす。23社もトライして就職が決まらない、そういう時代なんですね。

依頼側の女子学生を書類送検

同課は22日、替え玉受験を依頼したこの女子学生も同容疑で書類送検し、検察に起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。女子学生は大手商社など23社分のウェブテストの受験代行を田中容疑者に依頼し、報酬として約10万円を支払っていた。依頼した企業のテストはほぼ合格したが、内定に至った企業はなかったという。

女子学生は同課に対し、「自分で受験したがウェブテストが突破できず、不採用ばかりだったので代行をお願いした。軽はずみな行為で企業に迷惑をかけて申し訳ない。今後は自分の力で行動する」と供述しているという。

引用：毎日新聞より

女子大生自身、何度もウェブテストに合格できず軽はずみと反省しています。名前は公表されていません。

久々に浪人時代から付き合いある友達と会ってウェブテスト代行してると伝えると「その値段でほぼ面接確約は安すぎやろ」と言われた。
信頼してる人はちゃんと評価してくれてるんやなーと感じた。#Webテスト代行 #ウェブテスト #23卒と繋がりたい #24卒と繋がりたい #就活 #転職活動 #インターン

— ウェブテスト代行@元一件15000円の雇われ京大生代行員 (@webtestdaikou99) May 20, 2022

田中信人容疑者の家族「両親と妹」

そいえば、着んくなった服を実家に持って帰ったら父母妹が喜んで取り合ってくれてほっこりしました。笑
妹は足に障害抱えてて今は労働訓練的なので月2万しか貰えてないみたいで特に喜んでくれました😊#webテスト代行 #ウェブテスト #23卒と繋がりたい #24卒と繋がりたい #就活 #転職活動 #インターン

— ウェブテスト代行@元一件15000円の雇われ京大生代行員 (@webtestdaikou99) June 26, 2022

田中信人容疑者のフェスブック

たなかのぶと容疑者のFacebookが特定されています。

私用されていたのは、2014年20歳から2020年26歳までです。投稿はほとんどなくプロフィール画像を何故か2年に1度変更しています。

2014年20歳、京大に入学したころです。新幹線の中でしょうか。

2016年22歳、餃子をもりもり食べているところをプロフィール画像に変更しています。

2018年24歳、大学卒業か大学院に行くかという選択時期ところです。友人に誘われてウェブテスト代行を始めたころです。焼肉をひっ繰り返しています。

 

2020年26歳、大学院を卒業し外資系コンサルティング会社に就職したころでしょうか。このままフェイスブックは使用なしです。友達126人、本業とウェブテスト代行とで忙しく、ツイッターの方が使い勝手が良かったのかもしれません。

田中信人容疑者の勤める関西電力のコメント

関西電力では、「大変に遺憾、厳正に処分する」とコメントしています。

22日、替え玉受験の疑いで逮捕された容疑者が関西電力の本店勤務の社員であることを認め、「当社の社員が逮捕されたことは大変遺憾であり、重く受け止めている。今後事実関係を確認の上、厳正に対処してまいりたい」とコメントしました。

世間の声は

ウェブテストやめたら、というご意見や今までに替え玉で合格して就職した人たちはどうなるのか、といったご意見もありました。闇が深いですね。

こういう替え玉でそのような会社に入社しようとしていたか企業名が知りたい 公表して。 受かった人もいるんでしょう？ 何という会社に受かったかわかってる企業名を出して。

周りにも、ウェブテストは団体戦とか抜かしてる人結構いましたね。カンニングしてもバレない(らしい)以上、結局はその人の道徳心にかかってるとしか言えない。

本当に「Webテストの通過率が95%以上」だったとしても(これも胡散臭いけど)、その後の面接までの合格率とは全く違いますからね。面接してれば分かりますし。どちらにせよ、中には、結果として依頼したこともあって合格、現在社会人として勤務している方も居る訳で、依頼履歴が残っていたら大変ですね。犯罪ですからね。

まあ、モラル的にも、逮捕というリスクがあるのに想像力が足りないのかとか思ってしまいますが、逆にこんな横行しているというのはたくさんそういう人がいるのに、最初だからか、経歴や学歴なのか、目立った（ある意味有能）だったのか、名前も顔も出て、見せしめな感じがかわいそうな気もします。

これまでの大手企業替え玉受験合格内定者、会社員はかなりの人数になるだろう。ビクビクしているだろうな。遡って調査する就職担当者も大変だな。ズルはダメだと教えないといけない。

簡単に替え玉受験が可能なウェブテストなんて やめたら良いと思います。ウェブテスト採用している企業も替え玉受験をされる事位分かってやっているでしょうからウェブテストはあまり意味ないと思います。