渡辺和美Facebook特定「解離性同一性障害」大阪府わいせつ事件

追記：文春オンラインの取材

渡邉和美容疑者の事務所ではたらいていたA子さんと夫のBさんが文春オンラインの取材に答えています。

元々A子さんには双極性障害があり、相談中だった方が廃業することになり、引継ぎで紹介されたのが、渡邉和美容疑者でした。2019年の冬、初めて会った渡辺かずみ容疑者はぼさぼさの頭にTシャツ姿、ツンと匂いのする汚いおじさんという風貌だったといいます。

会うなり「自分はLGBTで心が女性のときと男性のときがある」と言い、不信感はあったものの他に頼れる人もいなかったため、A子さんのことを任せざるを得なかったのでした。

2020年6月、うちで働こうと誘ってくれた渡辺容疑者の元で働きはじめてすぐ、20代後半の女性利用者が「渡辺容疑者に下着を下ろされ触られた」と訴える事件が起こります。利用者には妄想がある場合も多く渡辺容疑者は「向こうから触るように言われた」とそこまで大事に至りませんでした。A子さんはおかしなところに入っちゃったなと思ったそうです。

当時のスタッフはA子さんの他に、渡辺容疑者とその妻、30代女性のC子さん、50代女性D子さん週に1回来る女性の6人でした。

ある時から、わたなべ容疑者が下着姿で事務所をうろつくになり「うまく排泄できない、いやいや恥ずかしい姿を自分たちに見せる障がい者の方もいる。僕らもその気持ちを知らないといけない。だから下着姿になれ」と命令したと言います。

頭がおかしいとしか思えませんが、渡辺容疑者の妻が率先して脱ぎ、C子さんも嫌々ならう。D子さんだけは「絶対に無理」と断固拒否しました。A子さんは断って辞めさせられたら行き場がないと下着姿になりました。

渡辺容疑者の命令はエスカレートしていきます。仕事で失敗したり渡辺容疑者の気に入らないことがあると下着姿のままベランダに出されることもありました。

渡辺容疑者は、上半身はTシャツ・下半身はパンツ姿でコンビニやスーパーに買い物に行くようになり、警察に通報されます。警察の介入は渡辺容疑者の奇行をしばらくは落ち着かせたのですが、爆発します。

2021年7月、お風呂に行こうと誘われ、ラブホテルへ連れていかれ、クビになりたくなかったA子さんは関係を持ってしまいます。

2021年冬、渡辺容疑者がA子さんの夫Bさんに「A子と沖縄に研修に行くがホテルが混んでいて2人でホテルの部屋が同じでも大丈夫か」と連絡してきたと言います。あまりにおかしな渡辺容疑者の発言に、BさんがA子さんを問い詰め、調べを進めて関係が明らかとなるのが2022年8月でした。

下着姿の写真や裸の写真を撮られ、仕事がなくなると脅かされていたA子さんは洗脳状態にあり、渡辺容疑者のコントロール下にあったと言えます。

渡邊容疑者は下着姿のA子さんたちを笑顔にさせて無理矢理に写真を撮っていました。事態がバレた時に同意があったと主張するためです。あまりに計画的でひどいやり方です。

研修名目でA子さんと渡辺容疑者が車で出かけた際に車中で服を脱がされ、裸のまま高速道路の路肩で降ろされます。少し車を走らせると車を止め、「ここまで走ってこい」と命令し、A子さんは一糸まとわぬ姿で阪神高速を走らざるを得ませんでした。

車に戻らないと服がないし、家にも帰れないから必死、当時はとにかく必死だったとA子さんは話します。その様子を渡辺容疑者はげらげら笑いながら撮影していたといいます。

Bさんは渡辺容疑者に電話します。渡辺容疑者は全て認めましたが、開き直り「愛し合っていた。お互い大人だから穏便に。A子さんの子供の父親はどちらか分からない」と吐き捨てたと言います。

BさんはA子さんと別れるつもりはなく、渡辺容疑者に慰謝料を請求しましたが、逆切れして、A子さんが事故って傷つけた車の修理代を払え、SM道具や生ゴミを自宅前におくようになったりと、半年近くトラブルになっていました。

BさんA子さん夫婦と渡辺容疑者のトラブルは続いていましたが、別件で渡辺容疑者が逮捕される事態となりました。

女性と見れば手あたり次第に悪さをしようとする渡辺容疑者の異常な言動の数々、本人の病気で見逃されることはないでしょう。