2023年2月5日、屋久島で女子大学院生の田中美衣(たなかみい)さん(25歳)が亡くなっているのが発見されました。
愛知県犬山市の田中みいさんは大学院生で、猿の生態調査をするために屋久島へ渡っていました。
たなか美衣さんの大学はどこだったのか、死因は何だったのか、調べています。
田中美衣さんの大学は「京都大学 ヒト行動進化研究所センター犬山キャンパス」
田中みいさんは愛知県犬山市在住と報道されています。
”愛知県犬山市 猿研究の大学”を検索してみました。
一番最初に「京都大学ヒト行動進化研究センター」が出てきます。京都大学の大学院の研究センターです。犬山キャンパスが広大な敷地に存在しています。
愛知県犬山市官林41−2 京都大学犬山キャンパス
ヒトに近いサル類の研究によりヒトの行動特性と進化を生物学的に究明し、ヒトの健康や人間社会のあり方に提言を行うことを目的として、高度専門性を持つ人材の育成を行うことをミッションとしています。
田中美衣さんは犬山市に住み、京都大学の大学院、ヒト行動進化研究センターで研究を深めていたのでしょう。猿研究オタクだったのかもしれません。
京都大学生物野生動物研究センターのメンバー紹介に”田中美衣”さんの名前がありました。キャンパスも犬山となっています。
京都大学には18の研究科があり、修士課程、博士課程、専門職学位課程などがあります。
修士課程に2年以上在学し、研究指導を受け、単位を修得し修士論文の試験に合格するとやっと修士の学位が授与されます。修士課程は入り口部分ですね。研究生活の先は長いです。
田中みいさんは、サルの研究にハマって知れば知る程、もっと知りたいと猿の研究にいい意味でオタクのように集中していたのかもしれませんね。
田中美衣さんの大学「京都大学 屋久島観測所」
京都大学と屋久島との関係はどういったものでしょうか。
京都大学 ヒト行動進化研究所センターには「屋久島観測所」がありました。
鹿児島県熊毛郡屋久島町永田2970−2
世界遺産にも指定されている屋久島の西部区域の海岸部、屋久島観察ステーションになっています。
2008年から京都大学の生物研究センターとして管理維持され、大学院生、ポストドクター、研究者などを中心に研究教育に利用されています。
屋久島固有の野生ヤクシマザルの研究もされています。
宿泊施設(自炊)、インターネット、電話・FAXなどの通信設備、サンプル保管用冷凍庫や乾燥庫などの実験設備も完備された施設です。
田中美衣さんは、こちらの屋久島観測所で寝泊まりしながら、猿の研究に没頭していたのでしょう。研究オタクだったのかもしれません。
田中美衣さんの死因は「滑落?!突き落とされた?!」
ヒトの健康や社会行動に繋がる屋久島のサルの生態研究をしていた田中美衣さんは、なぜ亡くなったのでしょうか。
ひとりで観察に出かけて帰らない田中美衣さんを心配して、探しに出かけた海岸の岩場でうつ伏せに倒れて顔を水につけていたといいます。
匿名掲示板には次のようなコメントが見られます。
冬場だと動きずらく、咄嗟に受け身も取りずらく、滑ったり転んだりしたら致命傷を負いやすい。
田中美衣さんの事故現場「西部林道の海岸」
林道ですので、ガードレールがありアスファルト舗装されている道もありますが、野生の猿を研究するとなると、山中に入っていくのが普通ですね。
サルの足跡や糞などの生態調査に夢中になり、山から海岸の方面へ滑落した可能性が高いようです。
田中美衣さんのInstagram
インスタグラムを”田中美衣”で検索してみました。
”みき”と読む方が多いようで若い女性も多いですが、犬山市のアカウントは見つかりませんでした。
”mii tanaka”や”tanaka mii”でも検索してみましたが、アカウントは見つかりませんでした。
田中美衣さんミスキャンパス「桜美林大学は別人」
2019年のミスキャンパスにエントリーしている”田中美衣”サンは”たなか みき”と読みます。
2019年大学2年、今回亡くなった田中美衣”たなかみい”さんとは年も近いのですが、全くの別人です。
追記:田中美衣さんの死因「脳の機能不全」
田中みいさんの死因は、頭などの骨折による脳の機能不全とわかりました。
現場は急こう配の岩場で、田中みいさんは何らかの原因で転落したとみられています。
コメント